不動産鑑定士とは
土地建物の価値がどのくらいかを知りたい時に、安心して評価をまかせられる専門家が不動産鑑定士です。 不動産鑑定士の資格は、「不動産の鑑定評価に関する法律」に定められた資格で、不動産に関する価格や賃料を鑑定評価することができる唯一の国家資格です。(国家資格のご案内⇒国土交通省ホームページ http://www.mlit.go.jp/about/file000029.html)
不動産鑑定の仕事とは
不動産鑑定士の仕事の一つに不動産鑑定業務があります。不動産鑑定士による鑑定評価は公正かつ客観性を要求される場合の有力な資料の一つとされており、国や都道府県が行う「地価公示」や「地価調査」「相続税標準地評価」「固定資産税標準地評価」等が公的評価業務です。
また、不動産のエキスパートとして個人や企業を対象に、不動産の有効活用の方法のアドバイスや土地開発計画のカウンセリングなども不動産鑑定士の仕事です。
不動産鑑定評価書の活用例
- 不動産を担保にしたい
手持ちの不動産を担保に事業資金を借りるとき、不動産鑑定評価書があれば借入可能金額の予想がつきます。逆に不動産を担保に取る場合は、評価額が明らかなことが絶対条件です。 - 不動産を貸借したい
貸しビルやマンションなど、誰もが納得のいく適性な賃料を算出します。賃料のほか地代、契約更新料、名義書換料なども鑑定評価の対象です。 - 相続対策のために価値を知りたい
「いい値がつけば手放したい」と思っているとき、まず自分が評価額を知っておく必要があります。また、不動産を買うときや等価交換するときも、鑑定評価をしておけば、安心して取引を進められます。
詳しくはこちら ⇒ 公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会ホームページへ http://www.fudousan-kanteishi.or.jp